だかい(@dakai_100)です。
今日は俺がミニマリストの考え方に触れるきっかけとなった本、
「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法(ミニマリストしぶ)」について解説していこうと思います。
これであなたもミニマリスト!
見栄と財布を捨てて自由になる方法とは?
- 小さな部屋に住む
- 毎日同じ服を着る
- 時間を生み出すツールに投資する
- 「1点豪華主義」と「コンフォート原則」を守る
- 健康が何よりの資本と知る
順番に解説していきます。
1.小さな部屋に住む
あー全然モノが減らなくてオイラ参っちまうよもう
そんな人は今よりも小さい部屋に引っ越すことを検討しましょう。
『小さい住宅や車を購入し、その差額を見栄の消費以外に使えば幸せになれる』
幸せとお金の経済学(ロバート・H・フランク著)
小さな部屋に住むメリットは大きく分けて2つ。
- 強制的に物を減らせる
- 家賃が安い
ミニマリズムに興味があるけど、なかなか実践できないって人は今よりも小さい部屋に引っ越せばいい。人間は環境の生き物。環境を変えることで、初めて行動を変えることが出来る。
強制的にモノを減らせる
これは至極当たり前の話ですが、部屋が小さければ余計なものを置く余裕がない。
必然的に物を厳選するしかなくなる。
するとお気に入りの厳選された物にだけ囲まれて生活することが出来るようになる。
これ程までに幸せなことがあるだろうか。
- 部屋が狭い
- モノが置けない
- 必然的にモノを厳選する
- モノが減る
- はいミニマリスト
あなたはどうでもいい人との飲み会に参加しますか?どうでもいい人達と一緒に居て、心地いいですか?
物も同じです。どうでもいい物、あってもなくても困らない物、そんな物で溢れた生活が心地よいはずがないのです。
どれくらい心地よくないかというと、聞いてもいない上司の武勇伝を1時間弱聞かされた時くらい心地よくないです。
不要なモノと無能な上司は
ノイズでしかないのさ
家賃が安い
部屋が小さいということは、基本的には家賃が安くなります。
部屋大きさ以外の条件が全く同じだった場合、1ルームと1LDKのどっちが安いか?なんて考えなくても分かりますよね。
家賃を安くできるということは、生活の安定感を増加させます。なぜならほとんどの場合、家賃は最も多くの割合を占める固定費だからです。家賃を抑えるということは、それだけで生活にゆとりをもたらしてくれるのです。
想像してみてください。今よりも小さい部屋で充分に暮らせるとして、それで月々の家賃が2万円安くなったらどうでしょうか?
浮いたお金で投資をしたら…わぉ!
ほら、ミニマリストってどうして豊かに暮らせるのかが何となく分かってきた気がしませんか?
2.毎日同じ服を着る
人生は選択の連続です。
人は1日に9000回もの選択をしているとかしていないとか。
オイラは2日に1回の洗濯をしています!
そっちの洗濯じゃねぇコラ
「今日は何を食べる?」「今日は何を着る?」「今日はどこに行く?」
そんな些細な選択も、積もり積もって大きなストレスとなります。
実は脳科学的に人が1日に決断できる回数には上限があるということが判明しています。
スティーブ・ジョブズやマークザッカーバーグも、仕事に集中するために毎日同じ服を着ていたというのは有名なお話。そんな天才2人の行動が、決断疲れというものを裏付けているように感じます。
俺はこの本を読んでから、私服の制服化を進めてきました。
具体的には、
- ヘインズのビーフィーTシャツ(6枚)(寝巻兼用)
- ユニクロUのエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(4枚)(夏用)
- GUの黒バルーンパンツ(2本)
- オッシュマンズの白ソックス(6足)
という具合です。
ライトアウターなどはまだまだ制服化できていないですが、基本となるTシャツの統一が出来ただけでもいちいち何を着るか考えなくなって良かったです。
靴下は全てを同じにしたことで、「これとこれがセット」という概念を無くすことが出来てストレス軽減を実感しています。
選択を減らし、ついでに洗濯の選択も減らそう!
3.時間を生み出すツールに投資する
ミニマリストというと
何でもかんでも捨てて、何もない真っ白な部屋の真ん中で遠くを見つめながらニッコリとほほ笑んでいるヤバい人
というイメージがあるかもしれません。
そんな奴ヤバすぎるだろ
しかし実際は違います。必要なモノにはしっかりとお金を払い手に入れているのです。
そんな必要なモノの代表的な物が、時間を生み出すツールです。
- ロボット掃除機
- ドラム式洗濯乾燥機
- 食洗機
身近な物で例をあげるとこれらが該当しますね。
これらはどれも俺が実際に購入し、その素晴らしさを体感したもの達です。
ロボット掃除機もドラム式洗濯乾燥機も食洗機も、どれも決して安いものではありません。しかしそれに見合うだけの価値は充分にあります。
俺は掃除はしたくないし、洗濯物を干したり取り込んだり、いちいち天気や時間を気にしたりしたくないし、汚れた食器を自らの手を犠牲にして洗いたくないのです。それらの事に時間と労力を注ぎ込むくらいなら、お金を払ってでも自動化した方が、人生の満足度が上がります。
「物の消費」=「時間の消費」です
俺たちはお金を得るために働き、それを得るために使った時間で物を買っているのです。
自分の時間を消費してでも買う価値があると判断したものには積極的に投資していきましょう。しかし逆にそうでないのであれば、いくら安くても買ってはいけないのです。
時間は平等かつ有限です。1度失った時間は、いくらお金を出しても取り返すことはできません。
その点、ロボット掃除機やドラム式洗濯乾燥機、食洗機などは時間を生み出すツールでもあります。最初は高額に感じるかもしれませんが、使っていくうちにすぐに元が取れると思います。
やりたくないことは徹底的にやらず、空いた時間で自分のやりたいことをやる。これもまたミニマリズムなのです。
4.「1点豪華主義」と「コンフォート原則」を守る
「1点豪華主義」とは
必要な物には出し惜しみせず、不要な物には一切出費しない考え方のこと。
こうすることで物を減らせると同時に、満足度の高い物に囲まれて生活できるようになる。
毎日牛丼よりも
普段は節約して月1焼肉!
そのほうが満足度が高い
「コンフォート原則」とは
毎日・長時間使うものにお金をかける考え方のこと。
科学的にも「毎日・長時間使うものにお金を使った方が満足度が高い」ということが証明されています。
例えばスマホやPC、洗濯機や食洗機、ロボット掃除機などにお金をかけることは、まさにこのコンフォート原則に則った消費と言えます。
余計な物は買わずに1点突破だYeah!
5.健康が何よりの資本「死ぬな、生きろ!」
ここまで、ミニマリズムについていろいろと語ってきましたが、一番大事なのは
健康こそが何よりの資本だということです。
小さい部屋に住め、物を捨てろ!いろいろ言ってきましたが、そんなの人それぞれ状況が違います。
4人家族が1ルームに住めるでしょうか?俺だったらそんな生活ストレスで禿げて死にそうです。
毎日同じ服を着るなんて恥ずかしくてストレス!って人が無理に私服の制服化をする必要もありません。
今すぐに、 何でもかんでも捨てて、何もない真っ白な部屋の真ん中で遠くを見つめながらニッコリとほほ笑む必要はないのです。
そう。無理をしてミニマリストを目指す必要はないのです。
自分のペースで無理なく物を減らし、ゆっくりと着実に豊かさに近づいていく。それこそが真のミニマリズムだと思います。
まとめ
- 小さな部屋に住む
- 毎日同じ服を着る
- 時間を生み出すツールに投資する
- 「1点豪華主義」と「コンフォート原則」を守る
- 健康が何よりの資本と知る
俺はこの本と出会って、ミニマリズムと出会って、生活が心地よい方向に変わりました。少ないもので暮らすということは、想像していたより遥かに快適なことでした。
まだまだ我が家には物がたくさんあります。
- 1年以上使っていない思い出の品々
- 念のために保存してある読んだこともない説明書
- 何が入っているのかもはや分からない衣装ケース
などなど(笑)
これからも少しずつ、自分のペースでミニマリズムを実践していけたらと思います。
ではまた!
選択肢が多いことで不幸になることもある
減らすことで手に入る豊かさが確実にあるのさ
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